今日の石垣島は24度と暖かく穏やかな1日でしたよ~!むしろ陸上にいると暑いくらい…!
天気予報でも紫外線が非常に強いと出ていました。
実は石垣島、晴れている日は2月から日焼けが始まるので観光でも日焼け止めが必須!
わたしたち現地民はこの時期から日焼けが始まるので夏にはこんがりしているのです…恐ろしい石垣島の日差し!
それでは今日はそろそろこの時期になると出会える、コブシメについて紹介したいと思います!
かなり熱く語らせて頂きたい内容なので、ぜひ最後までご覧ください!
まずコブシメとは…
とっても大きいこのイカのことです!コウイカと呼ばれるイカの種類に分類されます。
生息している場所は日本では九州や沖縄諸島、暖かい南の海です。あまり本島では馴染みがないかもしれません。
体長は50~60cmにもなると言われ、かなり大きく迫力満点です!!
ちなみにオスメスの見分け方は簡単で、オスのが基本的には大きいです。
あとはエンペラーと呼ばれる胴体横にあるヒレの模様でも見分けることができます。
手前の縞模様がオス、奥の水玉模様の方がメスです!わかりやすいですよね♪
あとは産卵の時期になるとメスはお腹がまんまるになります!
そしてこれから3月~5月にかけてコブシメの産卵が行われます。
石垣島では大崎ハナゴイリーフというポイントのユビエダハマサンゴに集まるコブシメが有名です。
多いときには20杯ほどのコブシメが集まり、子孫を残そうと奮闘する姿が見られます。
コブシメは一夫一妻と言われており、オスとメスが腕を絡ませて交尾する様子が見られます。
オスが精子の入ったカプセルをメスに渡し、その間にオスは絶えず周りを警戒します。
この間に別のオスが来て引き離そうとすることがあるからです!
そしてこのユビエダハマサンゴの間にメスはピンポン玉より小さな卵を産み付けます。
卵はこの丸い口のような穴から産みます。この穴はろうとと言う器官で、普段は別の用途として使われています。
ろうとは海水を吸い込み、ジェットのように噴射し泳ぐのに普段は使います。
ですが産卵のときはここから卵を産むんですね。なので産卵している間、メスは動くことができなくなってしまいます!
なので産み付けている間はオスが近くでホバリングして見守っているのです。優男ですね…!!
そしてコブシメにはまだまだたくさんの魅力があるのですが、ながーくなってしまいそうなのでまた次回ご紹介したいと思います♪
これからコブシメが間近で観察できるシーズン、ぜひ魅力をたくさん知ってもらえたら嬉しいです!
それではまた次回の更新まで楽しみにしていてくださいね!
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