普段使っている日焼け止めはサンゴや海に悪影響!?

< 普段使っている日焼け止めはサンゴや海に悪影響!? >

~ サンゴに優しい日焼け止めもあります ~

普段使っている日焼け止めはサンゴや海に悪影響!?

私達が石垣島の海に入る時使う日焼け止め。
近年の研究でサンゴや海に対して悪影響があるという結果が出ました。

石垣島の海にこれから入ろうとしている皆さんに知っておいて欲しい。

海で泳いだり、ダイビングなどのマリンアクティビティをする時、太陽光線に含まれる有害な紫外線から、肌を守ってくれるのが日焼け止めです。 しかし、日焼け止めを塗った状態で海に入ると、日焼け止めの成分に含まれる化学物質が水中に溶け込み、サンゴや海の生き物に悪影響を与える可能性があることが、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)の研究により分かってきています。
年間推定約14,000トンもの日焼け止めが海に流れ込んでいる!という報告もあります。

現在市場には沢山の種類の日焼け止めが出回っていますが「含まれるどの化学物質がサンゴに悪い影響を与えているのか?」「有害な化学物質はサンゴにどういった悪影響を与えるのか?」 「日焼け止めを使わずに、太陽から肌を守ることは出来るのか?」
そんな疑問もわいてきます。
ここではそう言った疑問の回答をしていこうと思います。

サンゴに悪影響を与える可能性のある有害物質

サンゴに悪影響を与える可能性のある有害物質

いくつかのリゾート地では世界に先駆けて、有害物質の含まれる日焼け止めの使用を禁止しています。

ハワイ州とフロリダ州のキーウェストでは有害成分を含む日焼け止めの販売が2021年から禁止されており、米領のバージン諸島では有害な成分を含む日焼け止めの流通、販売、所持が2020年3月より禁止されています。

パラオでもサンゴに有害な環境汚染物質が含まれる日焼け止めの、国内への持ち込み、輸入、販売を2020年1月より禁止し、中南米アルバでは2020年から【オキシベンゾン】を含む日焼け止めを禁止しています。

カリブ海南部ボネール島では【オキシベンゾン】また【オクチノキサート】を含む日焼け止めの使用、持ち込みを2021年1月までに禁止する予定です。

この様に世界中のリゾート地で日焼け止めの海への影響を考慮した取り決めがなされてきています。
石垣島はサンゴの多いリゾート地です。 まだこの様な取り決めはされていませんが、海へ入る際は是非影響のない日焼け止めを利用したいですね!

実際にどのような日焼け止めを使えばいいのでしょうか?

【ミネラル由来】の日焼け止めを使用しよう。
化学成分から作られた日焼け止めより、ミネラルベースの日焼け止めに含まれる成分は、サンゴの白化に影響を与えないという研究結果が出ています。 ただ、まだまだ研究が始まったばかりのテーマですので、日々新しい情報や以前の情報が間違いだったなど多くの結果が入ってくるので、最新の情報を常にチェックし続けることが大切です。

【ナノ粒子】が使用されていない製品を選ぼう。
「ナノ」粒子が含まれる製品も避けた方が良いです。 成分もさることながら、重要なのは含まれている粒子の大きさで、【ナノ粒子】は非常に細かく、サンゴに吸収される可能性が高いと言われています。「ナノ粒子不使用」との表記がされた日焼け止めを選択するのがいいでしょう。

国際サンゴ礁イニシアティブが推奨している対策
  1. サンゴにやさしい日焼け止めの製造の奨励
  2. サンゴにやさしい日焼け止めの使用とその他の日焼け対策の実施促進
  3. 有害な成分を含む日焼け止めの販売と使用の規制
  4. 消費者側からの環境にやさしい日焼け止めの開発と使用を奨励する働きかけ
  5. 有害な成分を含む日焼け止めの製造、または使用に対する罰金の導入

どうしたら良いの?

有害な成分を含む日焼け止めが、サンゴや海洋生物によくない影響をあたえるのも事実ですが、だからと言って日焼け止めの使用をまったくしないとなると、強い日差しで素肌に深刻なダメージを負ってしまいます。

過度の日焼けが健康によくないのは紛れもない事実ですが、 サンゴに有害な化学成分が含まれていないミネラル由来の日焼け止めを使用する、ラッシュガードなどの衣類で素肌を覆い紫外線から皮膚を守る、出来る限り日陰に入り紫外線を浴びないなど、有害な化学物質が海に流入するリスクを最小限に抑えながら、海と太陽と共存して、強い日差しから肌を守り、サンゴ、ひいては海の生き物を守る方法を考えて実行に移していくべきです。

大切なのは海に関わるすべての人が、サンゴと日焼け止めに関する問題をよく理解し、それぞれができることを実施し努力していくことでしょう。

以下リンクより「サンゴに優しい日焼け止め」がご購入いただけます。石垣島に来られる前にぜひご検討くださると嬉しいです。

Q&A

日焼け止めに含まれている化学物質がにより、サンゴが白化をさせ、サンゴのDNAや幼生を傷つけてサンゴの形をいびつに変形させ、産卵などの繁殖活動にも影響を及ぼす可能性があるとされています。

推定ですが、年間約1万4,000トンもの日焼け止めが海に流れ込んでいるという研究結果がでています。

サンゴ礁にもっとも害を及ぼす可能性のある化学物質は、【オキシベンゾン】【オクチノキサート】そして【オクトクリレン】という物質がサンゴに悪影響を及ぼすと言われています。日焼け止めを購入する際はラベルをチェックし、これらの成分が含まれていない商品を選ぶようにしましょう。

もちろんあります。日焼け止めに含まれる【オキシベンゾン】【オクチノキサート】【オクトクリレン】などの成分がサンゴに悪影響を及ぼすという研究結果が出ています。これらの物質を含まないミネラル由来の日焼け止めを使用するようにしましょう。
サンゴが日焼け止めに含まれる極小の「ナノ」粒子を摂取してしまうことがあります。「ナノ」粒子の含まれていない、「非ナノ」、「ノンナノ」の表示がある製品を選んでください。

世界の様々な観光地でサンゴに影響を与える日焼け止めの使用が禁止され始めています。ハワイやフロリダ、米領バージン諸島、パラオ、ボネールなどで有害物質を含んだ日焼け止めの使用が禁止され始めています。

個人個人が意識して、サンゴに有害な成分が含まれていない日焼け止めを使用し、ラッシュガードなどの衣類で覆い紫外線から肌を守る、出来る限り日陰に入り極力紫外線を浴びない、有害な化学物質が海に流入するリスクを最小限に抑え、珊瑚と海と共存し、自然を守る方法を考えて実行に移していくことです。

国際サンゴ礁イニシアティブ(International Coral Reef Initiative: ICRI)は、世界のサンゴ礁保全・管理を主導する国際的パートナーシップです。環境省ではICRI総会やICRI東アジア地域会合への参加などを通じて、他の国々と連携協力しながら、サンゴ礁と関連生態系の保全に取り組んでいます。

0980-87-0886