少し日が空いてしまいましたが、お待たせいたしました!
前回こちらの記事でコブシメについて紹介しましたが、もっと詳しく体験を交えて今日はご紹介します♪
産卵の時期になるとサンゴの隙間に卵を海にやってきます。
この下の方に写っているサンゴはユビエダハマサンゴと言い、石垣島ではこのユビエダハマサンゴが生い茂るエリアで春にコブシメを見ることができます。
このサンゴの隙間にコブシメたちは卵を生みつけるのです!
実はこのコブシメたち体の色を変えることができるのは知っていますか?!
カメレオンのようにぶわっと体色が変化するのです!
コブシメには色素胞というものが備わっており、そこにはオモクロームという褐色だったり赤色だったりの色素が入っています。
それをぎゅーっと凝集させたり拡散させたりして色を変えることができるのです!
コブシメの体色である褐色から青や緑に変化することはないですが、白っぽい薄い茶色にまで変えることができます。
ではこのコブシメはどんなときに体の色を変えるのでしょうか?
実験で目にしたことがあるのは、格子状の水槽に入れると格子状に体色を変えることができるコブシメなのですが環境に合わせて変える以外にもうひとつあります!
それはコブシメの気持ち❤️によって変化するのです!
これは過去の写真ですが産卵期のコブシメに出会ったときのものです。
待っていると自らふわふわ〜と近づいてくるコブシメ。
半分色が薄くて、半分濃くなっているの分かりますか?!
これはコブシメが体色を変化させてできている模様なのです!
これが何を意味しいるのかと言うと…
コブシメは好意的なメスに対しては優しい淡い色を見せます。
反対に敵対するオスに対しては濃い褐色を見せるのです!
ということは…人間に対して恋している…?!と捉えて良いのではないでしょうか😆
後ろで写真を撮って構えているカメラマンに対しては、おりゃー!近づくんじゃないぞ!という気持ちなのかな?と思いました!
そして自らこんなに近くまで…❤️
ただじっと待っていたら、コブシメからそっと手を差し伸ばしてくれたのです。
野生の生き物は触るべからずというダイビングのマナーがあるので触りたい気持ちをグッと抑えてこのあと手を引っ込めました😭
これからの時期イチオシのコブシメなので、ぜひ会いにきてくださいね✨
それではまた!
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