スキューバダイビングで使用するマスクは目と鼻をカバーしています。 実はこの鼻がマスク内に入っている構造がとても重要なのです。

マスクにはレンズが1つの一眼タイプと、レンズが2つに分かれた二眼タイプがあり、 一眼タイプは視野が広く、二眼タイプはマスククリア(中に入った海水をマスクの外に出すこと)がやりやすいといった、メリットがあります。

また、顔をつけるのが怖い、化粧を少しでも崩したくないと言う方にはフルフェイスマスクという器材もあります。

• フルフェイスマスクについて（レンタル始めました）

口にくわえる筒状の器材です。水面で行うシュノーケリングでのみ使用します。

シュノーケリングはシュノーケルを咥えて海に入る「ing」を意味します。 シュノーケルは道具自体の名称。シュノーケリングは行為の名称となり微妙に違います。

ダイビングではあまり使うことはありません。基本的にはシュノーケリングで使用されます。 ただ、万が一の事故が起こった際にダイビングでも必要になりますので、常に装着した状態でダイビングを行います。

スキューバダイビングでは水中を進むために足に「フィン」を装着します。 フィンを使うと1回のキックで水の中をゆっくり、スムーズに動く事が出来ます。

フィンには大きく分けて2種類あります、1つは踵にストラップが付いていて、ブーツの上から履く「ストラップフィン」タイプ。着脱しやすく、歩いてビーチや岩場から海にエントリーする際に向いています。

もう1つは素足にそのまま履くタイプの「フルフットフィン」。足と一体化しているようにフィット感は抜群。推進力が高いのも特徴です。船でダイビングを行う場合は後者のフルフットフィンを使用します。着脱も容易で、初めて使用する方でも簡単に装着することができます。

ダイビングにはBCD（ビーシーディー）と言う、ライフジャケットに似た器材があります。

Buoyancy Control Device（ボイヤンシーコントロールデバイス）の略で、直訳すると「浮力をコントロールする装置」です。

背中部分にはタンクを装着するベルトがあり、タンクを背負いやすくするリュックの様な役割やその他の器材を固定するクリップなどが付いています。

ダイビングのごちゃごちゃした器材を、すっきりまとめる機能もあります。

ここから空気が出てきます。水中で口で咥え息を吸い込みます。そんな呼吸器の事を「レギュレーター」と言います。

テレビでダイバーがシュコーシュコーと音を出しているのはレギュレーターで呼吸をしている時に出てくる呼吸音です。

一番重要な器材だけにメンテナンスの基準もしっかりとあります。1年に1回のオーバーホールを行います。

• オーバーホールについて詳しくみる

ダイビングは夏でも冬でも楽しめますが、水温は体温より低いので必ず保温が必要です。身体を保温し保護してくれる器材が「ウェットスーツ」です。 スーツ内に水が入りその水で身体を保温するものを「ウェットスーツ」と言います。ウェットと名前の通り、必ず体が濡れる仕様になっていますのでウェットスーツの下は水着を着て使用します。

寒い地域ではドライスーツと言って全く濡れないスーツを使用することもあります。石垣島ではそこまで寒くなることがないので年中ウェットスーツでダイビングをこなっています。

寒がりの人用にフードベストというウェットスーツの仲間もいます。ウェットスーツの中にもう1枚着込むことによって、保温性を更に高める事ができます。冬場は無料でそちらもレンタルしています。

また、保温だけでなく、怪我からも身体を守ってくれます。サンゴや岩からの怪我、クラゲなど危険動物の毒などから体を守るために、ダイビングをする際には必ず着用しましょう。

ダイビング用の腕時計です。水の中で時間だけでなく水深、潜水時間、今の深度に残り何分潜り続けられるかなど、必要な情報を知らせてくれます。

「ダイビングコンピューター：ダイコン」と呼はれており、スキューバダイビングを安全に楽しめるように情報を管理してくれる優れモノです。

器材を全て付け海に入ってもなかなか沈みません。浮く力の方が強いので、重りを付けて沈む力を足します。

2kg～6kgを体型に合わせて装着します。