近年、石垣島旅行の需要が高まっており団体旅行で利用される方も増えていきています。
修学旅行や社員旅行などの団体旅行で大人数で全員が楽しめる方法を知りたい!という方におすすめの内容となっています。
と言った疑問にお答えしながら、おすすめの方法をすべて伝授します。
ぜひ最後までご覧ください。
石垣島は沖縄本島から約1時間で飛行機でアクセスできる場所にあり、地図で見ると亜熱帯地域に分類され1年を通してハイビスカスが咲く南国の風景が広がります。
何より魅力的なのは透明度の高い海と種類豊富な生物やサンゴの広がる景色。
その豊かさは海外にも劣らない、まさに自然の楽園です。
そして「ウチナータイム」と呼ばれる沖縄独特の時間感覚は、日常の忙しさから解放されたのんびりとしたひと時を過ごすことができます。
そんな自然あふれるのんびりした時間を過ごせる南国が石垣島です。
ずばり大勢で楽しめるアクティビティが多いことと、アクセスの良さから団体旅行でも人気の場所となっています。
近年ではLCC国内線で格安に主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡)から直行便が出ていることもアクセスの良さが旅行先の決め手となっています。
主なアクティビティは海で遊べるマリンアクティビティが人気となっており、年齢や体力に合わせて様々なアクティビティを1年を通して楽しむことができます。
また、観光も充実しており中心となる石垣島の周りには8つの島々が点在し、八重山列島と呼ばれています。
竹富島や西表島など高速フェリーでアクセスできる離島巡りは、南国風情を味わえる貴重な体験ができるため人気の理由となっております。
規模として100人を超えてくる団体旅行もあるかと思います。
全員が石垣島旅行を楽しめるために3つのコツを伝授します。
マリンアクティビティは特にボートの人数制限や貸し出し器材に限りがある場合があるため早めの予約を行いましょう。
人数だけでも大まかに決まれば予約時に伝えておくと柔軟に対応してくれることが多いです。
離島巡りのフェリーはその場でチケットを取り乗船する電車のようなスタイルですが、ハイシーズンは観光客も多くなるため乗れなくなってしまう可能性も高いです。
そのため事前に予約を済ませておくのがベストです。
観光だけしたい、海で丸1日遊びたいなどそれぞれの要望に合わせてやりたいことでツアーを分けるのもおすすめです。
石垣島はざっくりと海で遊ぶか観光するかの2択になるので全員が楽しめるように初めから2パターンで考えておくのも良いかもしれません。
旅行日程が短い場合1日で両方楽しめるプランもあるので後半でご紹介します。
石垣島は縦に長い島の形をしており、飲食店やコンビニ、離島ターミナルなど生活の拠点となる場所が南側の市街地に集結しています。
そのため団体で行動するなら便利な南側の市街地にあるホテルを予約するのがベストです。
市街地のホテルなら歩いて近隣のコンビニや離島ターミナルもバスで行くことができるなど便利な点が多いです。
市街地へのアクセス良好!おすすめホテル
空気の入ったタンクを背負い、呼吸器をくわえて泳げる海の世界は今までにないような体験をすることができます。
石垣島の綺麗なサンゴやカラフルな熱帯魚を近くで観察するなら体験ダイビングがおすすめです。
一見重装備で難しそうに見えますが、インストラクターが泳ぎのフォローや器材の操作をしてくれるので思っているよりも簡単です。
10歳から参加でき、上限は健康であればどなたでも参加可能です。(年齢や持病により医師の診断書が必要な場合もあります。)
基本的には1人のインストラクターにつき4人までとなりますので、団体での体験ダイビングはチーム分けをして参加してもらう形になります。
日常では味わえない感動を石垣島旅行でぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
手軽に軽装備で海の中を楽しめるのがシュノーケリング。
泳ぎが心配な方でもウェットスーツを着れば浮き輪の代わりになりますので、簡単に浮くことができます。
ほとんどのショップでウェットスーツやフィン、マスクなどといった器材のレンタル代がツアーに含まれていることが多いです。
団体旅行で家族連れの方がいる場合やもっと手軽に海を楽しみたいという方はシュノーケリングがおすすめです。
石垣島の海は透明度が高く、水面からでも綺麗なサンゴやカラフルな熱帯魚をじっくりと観察することができます。
幻の島は石垣島と西表島の間に位置する砂やサンゴの欠片で堆積してできた無人島です。
無人島のため人工物は一切なく、見渡す限りの白い砂浜とエメラルドグリーンの海が待っています。
幻の島は主に写真撮影をするスポットとなっており、30人を超える団体の方でも全員で写真を撮ることができるおすすめの場所です。
この島の名前の由来ですが、満潮時と干潮時によって島の形が大きく変わることから幻の島と呼ばれています。
訪れる日によって変わる幻の島、記念撮影をするのにツアーの中に組んでみてはいかがでしょうか。
世界中で人気急上昇中のマリンアクティビティでサーフボードの上に立ってパドルを使い、海や川の上を進むアクティビティです。
石垣島では日本百景の1つ川平湾(かびらわん)やマングローブの生い茂る宮良川(みやらがわ)など穏やかな場所で楽しむことができます。
そのため初心者の方やお子様でも楽しめるマリンアクティビティです。
また、SUPは時間帯によってサンライズやサンセット、星空を楽しむナイトSUPなど1日を通して楽しめるため空いた時間に組み込むことができます。
SUPの上でヨガや釣りを楽しむことも。のんびりと穏やかな時間を海の上で過ごしたい方におすすめです。
マリンアクティビティとして定番なのがカヤック(カヌー)体験。
カヤックとカヌーの違いは使うパドルで、両端が漕げる形になっているのがカヤックです。
石垣島ではカヤックが主流になっています。
楽しめる場所は様々で青い海を一望できる川平湾や青の洞窟、マングローブを満喫できる宮良川など多岐に渡ります。
また西表島のツアーではカヤック体験が多く、西表島巡りで移動手段となっているツアーも多いです。
カヤックは雨の日でも楽しむことができ、石垣島の陸も海も両方の自然を楽しみたい方にぴったりのアクティビティです。
離島ターミナルより15分でアクセスできる竹富島ですが、まさにそこは別世界。
石垣で囲われた塀と赤い瓦屋根の平屋の集落が並ぶ風景は一番南国を感じられる場所になっています。
水牛車に乗り集落内を回るツアーが人気で、沖縄を感じる三線演奏を聞きながら見る景色は格別です。
また、星の砂で有名な竹富島ですが、綺麗な白い砂浜「コンドイビーチ」でのんびりと散策しながら過ごすのもおすすめです。
小さな島で主要箇所は歩いて回ることができるため、団体の方でも移動手段に困らないのも回りやすいポイントです。
一味違った石垣島を満喫したい方々におすすめしたいのはジャングルナイトツアー。
石垣島は市街地を抜けるとそこは南国特有のシダ植物など本州では見ることのできないジャングルが広がっています。
石垣島固有の生き物や面白い生態系を目の当たりにすることができます。
またジャングルナイトツアーは貸し切りで開催することもできるため、団体の方だけで楽しむにはもってこいのアクティビティです。
海も魅力的な石垣島ですが、実は山も面白いのが石垣島。石垣島の夜の探検に参加してみるのもいかがでしょうか。
ウミガメで有名なポイントや日本国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」を巡ることができます。
幻の島で全員で記念撮影、ウミガメとの出会い、色とりどりのサンゴ…どれも最高の思い出になること間違いなしです。
石垣島の海を最大限楽しむなら1日ツアーがおすすめ。
半日だけ海で遊びたい!という方には体験ダイビングとシュノーケリングがおすすめ。
石垣島の透明度の高い海やアニメの世界から飛び出してきたようなカラーリングの熱帯魚に心奪われること間違いなし。
スケジュールがタイトで離島観光や島内を回ってみたい方には半日ツアーが人気です。
幻の島で記念撮影したい!海でも遊びたい!という方におすすめなのは幻の島上陸と体験ダイビングorシュノーケリングの半日ツアー。
石垣島の海は体験ダイビングもシュノーケリングもどちらも同じポイントで楽しむことができるので、どちらか選択して参加するのもアリです。
他にもスケジュール盛り沢山なら、半日ツアーで石垣島の絶景と海を満喫するのもおすすめです。
団体旅行で楽しむアクティビティは見つかりましたか。石垣島では大勢でも楽しめる場所や遊びが充実しています。
全員で素敵な思い出が残るようにぜひ参考にしてみてくださいね。
このコラムを書いた人:しおり(ダイビングスクールあつまるインストラクター)
埼玉県出身。社会人になってからハマったダイビングにのめり込みすぎて、気付けば2020年に石垣島移住。三度の飯より石垣島の自然と生き物が大好物。日中は海に潜り、夜は山探検が日課。自然と生き物に全振りした石垣島の生活からコラムをお届けしていきます。
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